idea factory from newspaper 2003 12 20
ネクタイ(tie)
ネクタイ姿は、欧米人のマネだと思っていましたが、
その欧米人の考え方が変ってきているという。
新聞記事によると、
「海外では、今時、ネクタイを締めているビジネスマンは、
金融業界ぐらいでしょう。」
「以前、住んだニューヨークでも、金融街を除くと、
確かに、ネクタイ姿は少なく、東京とは、様子が、かなり違う」
私も以前、東京の一流ホテルのロビーで、お客の様子を見ていたら、
日本人は、ネクタイ姿など、フォーマルな姿だったが、
アメリカ人は、ジーパンにシャツだった。
日本人というのは、何と真面目だなと思いました。
日本人は、旅行に行く時も、国内でも、海外でも、
立派な格好をしていきます。
なぜでしょうか。窮屈だと思います。
私は、旅行に行く時も、普段着で行きます。
お陰で、現地で、道を聞かれて困ります。
そういえば、ある時、旅行で、
ロープウェイで山頂近くまで行けると聞いて、行ったところ、
ネクタイ姿の観光客がいて、驚きました。
ロープウェイで行けるとは言っても、そこは、標高2000メートル以上です。
こういう心理は、何でしょうか。
欧米人のマネなのか、舶来品をありがたがる心理でしょうか。
不良債権処理(bad-debt disposal)
大手銀行の首脳が、不良債権処理は峠を越したと、毎年、言っていますが、
地方の金融を考えれば、現実は、
不良債権処理は、まだまだ、入り口のところかもしれません。
「地方自治体 ふくらむ隠れ借金」
公社・第三セクターをめぐる不良債権問題は、底知れぬ深さがあるでしょう。
去年の後半から、不良債権処理の問題は、大きなテーマとなりましたが、
これは、あくまでも、メガバンク・レベルの話でした。
メガバンク以外の金融問題は、来年から始まるのでしょう。
こうしてみると、不良債権処理は、全体としては、まだ、五合目でしょうか。
敵味方識別(identification friend or foe)
戦場において、
敵の弾に当たって死ぬことが多いが、
味方の弾に当たって死ぬことも多い。
いざ、戦いが始まれば、戦場は混乱し、
敵味方の識別は、むずかしい。
戦死した自衛隊員を検死したら、
自衛隊の使う銃の弾だった、
あるいは、友軍の銃の弾だった。
そういうケースは、十分、あり得る。
こういう場合の取り扱いも、決めておいた方がよいでしょう。